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講演会?パネルトーク「鎌倉殿と愉快な仲間たち―将軍と御家人たちの”信仰”―」(2022年度大学院講演会)開催報告

2022年12月20日、史学科?大学院史学専攻による講演会?パネルトーク「鎌倉殿と愉快な仲間たち―将軍と御家人たちの”信仰”―」を大学院講演会として開催いたしました。
本学准教授石原比伊呂による大学院博士後期課程人文学皇冠体育科史学領域創設について、及び本講演会の趣旨説明の後、柿島綾子氏(三島市郷土資料館?本学大学院修士課程修了生)「二所詣―神社参詣にみる鎌倉殿の信仰―」、時田栄子氏(立教大学大学院博士後期課程?本学卒業生)「梶原景時の反乱と朝廷の対応―御家人と密教修法―」、海上貴彦氏(東京大学史料編纂所助教?『鎌倉殿の13人』公家文化考証担当)「鎌倉殿の史料論―『吾妻鏡』は将軍?御家人の“聖典”なのか?―」というテーマで3人の講師による講演を行いました。

講演後のパネルトークでは、史実とドラマの関係、歴史学の皇冠体育の手法、当時の宗教観や講演でも言及された三島市のおすすめの史跡など様々な角度から質問が寄せられ会場は大いに盛り上がりました。

また、姉妹校の聖心女子学院中?高等科からも生徒さんが参加し、積極的に質問を寄せてくれました。

本学の学生のみならず、学外の多くの方々にもご参加いただき、昨今ますます注目が高まっている日本中世史について理解を深める貴重な機会となりました。