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本学卒業生による対談イベント「演劇で伝えること—新国立劇場の現場から」を開催
11月14日(木)宮代ホールで、「聖心女子大学未来プロジェクト」として、ともに本学卒業生である新国立劇場演劇芸術監督小川絵梨子さんと同演劇総括プロデューサー茂木令子さんの対談イベントが開かれました。
テーマは「演劇で伝えること—新国立劇場の現場から」。聖心での学生時代、演出家?制作者の道に入ったきっかけ、これまで手がけた演目などについて、興味深いエピソードを交えながらのお話で、芸術の世界の豊かさと広がりを実感するイベントでした。
茂木プロデューサーの活気あふれる軽妙な語りと、小川芸術監督の物静かなユーモアや演劇に対する熱い思いが出会い、聴衆はいつのまにかお二人のお人柄と演劇の魅力に引き込まれていました。やりたいことに挑戦する勇気や、自分のことばで語ることの大切さについて、経験に基づいたお話をうかがい、生き方のヒントをもらった学生も多く、聖心生であることにあらためて誇りを感じる機会ともなりました。
<学生からの声>
?お二人のお話から、高校生の時に抱いた夢にまっすぐ突き進み続けることのすばらしさを学びました。私自身、追っている夢や目標があるのですが、最近は失敗や立ちはだかる壁ばかりで、どうしたらいいかわからなくなる時があります。お二人のキャリアや経験談を伺い、一つ一つの物事に対して丁寧に情熱を持って取り組みつつ、信念を持って大胆に、夢への道を歩んでいきたいと思いました。
?お二人が先輩後輩の垣根を越えてお互いにリスペクトしながらお話しされていて、とても温かく素敵な関係だと感じました。私も今後の大学生活を通して、勉学だけでなく、一生の友だちと言えるような仲間との出会いも大切にしたいです。
(副学長(学務?大学院担当) 中川僚子)