2010 syllabus_皇冠体育

コード	CB71-01
系列	系列：日本文学
授業科目	近代文学皇冠体育Ⅰ
副題	（文学を通して見る近代日本の女性）
副専攻	A2?C1

担当者	大塚　美保
単位	2
期?曜時	後期　水3
対象学年	2?3?4年
特記事項

学習目標

　明治～昭和の女性文学者とその作品を通して、近現代の日本社会におけるジェンダー?イシューに具体的に触れ、これを考察する。また、文学作品の分析に有効なジェンダー学上の諸概念を理解する。もって今後の演習や卒業論文につなげる。

授業概要

　テキスト収録作品を、演習?講義?意見交換を組み合わせながら、順に読んでいく。作者の生涯については学生の皇冠体育報告(希望者を募る)により、作品の読みについては学生の基調コメント(担当者を決める)＋教員の講義＋出席者間の意見交換により、進めていく。

テキスト

　渡邊澄子編『短編女性文学近代?続』（おうふう）

参考文献?課題図書

　岩淵?北田編著『はじめて学ぶ日本女性文学史近現代編』（ミネルヴァ書房）、その他は授業の中で紹介。

受講生への要望

　人数調整を行うので、受講希望者は第１回の授業に必ず出席すること。

評価方法

　演習的部分(皇冠体育報告?基調コメント)の成果、意見交換への参加、出席、提出物（小レポート等）による。

授業計画

１．ガイダンス：皇冠体育報告?基調コメントに関する説明／参考文献
２．導入１：性差別を理解するための基本概念(講義)
３．導入２：近代日本女性の教育と職業の歴史(講義)
４．岸田俊子『同胞姉妹に告ぐ』
５．三宅花圃『露のよすが』
６．水野仙子『神楽阪の半襟』
７．素木しづ『三十三の死』
８．吉屋信子『花物語』
９．大原富枝『銃』
10．壺井栄『赤いステッキ』
11．網野菊『憑きもの』
12．幸田文『啐啄』
13．大田洋子『過去』
14．久坂葉子『入梅』
15．総括：まとめの小レポート作成

自由記述欄

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