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退職教員挨拶

【人間関係学科 藤原勇 専任講師】
5年間、大変お世話になりました。私が所属した人間関係学科は「社会心理学」「社会学」「文化人類学」の3つの領域が社会調査という軸で1つにまとまり、運営されています。そうした異なる領域が手を取り合うがゆえ、新たな気づきや刺激を受けることが多く、皇冠体育の視野を広げることができ、貴重な経験となりました。また、この5年の半分以上の期間はCOVID-19の大きな影響を受け、オンライン授業やその工夫などを模索し、葛藤する日々で、教員の立場として大いに悩みながら成長を心がける日々でした。こうした聖心女子大学で得た学びを今後の人生に活かし、皇冠体育者としても、教員としても、人としても精進して参ります。最後になりましたが、お世話になりました教職員の皆さまに改めて御礼申し上げるとともに、皆様のご健勝とご多幸を心よりお祈りいたします。

【心理学科 小峰洋子 助教】
2019年4月に着任し、公認心理師カリキュラムの授業や実習に携わらせていただきました。大学?大学院時代を過ごした聖心に再び戻り、期待に胸を膨らませていた着任当初、久しぶりに訪れた学生食堂で「ずいぶん久しぶりに来たね」と笑顔で食堂スタッフの方に声をかけていただいたことを今でもよく覚えています。聖心で過ごす5年間は改めてたくさんの聖心の“あたたかさ”を感じる日々となりました。当時も今も丁寧にご指導くださった先生方、いつも親身に業務のこと等を教えてくださった副手?職員の皆さまに心より感謝しております。また、担当する「障害者?障害児心理学」の授業では、それぞれの学生が自分なりのテーマをもって授業に臨んでおり、その姿勢や考えから私自身も多くの刺激を受けました。このたびは貴重な5年間をいただきまして、本当にありがとうございました。

【心理学科 森千夏 助教】
着任してから5年が経ちます。この間、いろいろなことがありました。楽しいことや嬉しいことはもちろん、個人的には悔しいことやがっかりすることも。こうして改めて思い出そうとしてみると、淡くも明るい5年間でした。今の自分にできることは何かを自問自答しながら、学生たちのエネルギーに刺激を受けながら、副手さんに助けられながら、頼りがいのある職員の方々に支えられながら、熱心で聡明な先生方に見守られながら、今があります。聖心女子大学で過ごすことができ、心からよかったと思います。感謝の気持ちでいっぱいです、本当にありがとうございました。

【教育学科 益川弘如 教授】
7年間という短い間でしたが、聖心女子大学での時間はとても貴重でかけがえのないものとなりました。着任中にはCOVID-19の感染拡大によってオンライン授業中心のカリキュラムが展開されるなど、自身の専門分野と関連しつつも、多くのことを考えさせられた時期もありました。しかし、聖心で過ごした7年間によって、これからも大きく変わり続ける世の中に対して、より多くの貢献を果たさなければならないという思いが大きくなり、アクションの幅も広がっているところです。今回、新たな道を歩むことになり、教職員のみなさまにご迷惑をお掛けすること、大変申し訳なく思っております。次の新天地でも、聖心で得た教育と皇冠体育の積み上げ、皆様方との出会いを大事に、がんばっていきたいと思います。本当にありがとうございました。